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Making of "main visual"

アイビー探偵のホームページ(以降HP)を開いた瞬間、最初に目に飛び込んでくる1枚の写真。

実はあの1枚を撮るために、雨の中、1日かけてスタッフに頑張ってもらいました。

“メインビジュアル”とは、HPを開いて最初のページ(トップページ)の最も上段にあり、一番初めに目にする画像を指す言葉。

会社の顔となり、社風の第一印象を決定づける、超がつくほど重要な部分。

それまでのHPデザインは、事務所の移店に合わせて少し急ぎ気味で新規制作したため、ところどころ「なんだかなぁ…」がありました。

それを一気に補正しようと動き出したのが7月。

以前のメインビジュアル。

プロに作ってもらったものの、第一印象からずっと「なんか好きじゃ無い」という感覚がまとわりついていたのは事実。

それはバックの写真もキャッチコピーも何かしっくり来なかったし、アイビー探偵らしくないと感じていたから。

とはいえ、当時もあれじゃない、これじゃないと、様々なパターンで写真を差し替えてもらってました。

“好きじゃないものは好きじゃない”ので、いつか変えたいと頭の片隅に置き続け、6年が経過。

伊武ちゃんを”広報担当”としたことで「この流れでやっちまえ!」と重い腰を上げた次第です。

コンセプトを決める。

何かを作る際、最初にコンセプトを決めて、どういう形になるのかイメージしますよね。

アイビー探偵の売りは「誠実さ、丁寧さ、調査の腕」です。数をこなすためにどんどん回転させるわけではなく、1件1件で最善の結果を求め、突き詰めていくのが流儀。

“依頼者のため”などの綺麗事だけ言うのは嫌いなので、正直に言ってしまいますが「全ての調査で100点を取りたい!」という執念に近い向上心が元です。

このストイックな性質は、アイビー探偵のスタッフ全員が持っていて、最大の特徴。とにかく「自分達も満足できる結果を残したい」というのが根源。

というわけで、第一印象になるメインビジュアルは「ストイックで腕がたつ探偵」を見せようという結論に達しました。

橋の上からの張り込み

なにがなんでも100点の映像を撮ってやる!という姿勢の探偵は、張り込みやすい場所よりも”たとえ過酷でも良い映像が撮れる位置”を選びます。

これらをまとめ、具体的には「厳しい環境で調査している探偵」という写真を撮ることにしました。

まずは「雨の中、歩道橋の上から張り込む姿」を撮影してみます。リアリティが欠けているのは嫌だったので、実際にあるシチュエーションという点もこだわり。

候補①

プロによる画像編集はすごい!ドラマチックに仕上げている上、まるでポスターかのような画像です。

そりゃもう好奇心が抑えられず、どうやって編集すれば良いのか等、ねほりんはほりん♪ この画像編集スキル、ものにしてやる!!笑

と思ったら、一言で「AI編集ですよ」とのこと。これも時代か…すごいぞ人工知能!

河原でカメラを構える。

ちょっとミステリアスな雰囲気も…となったら、街中の河原じゃない?と意見が出て、撮影してきました。

伊武ちゃんが向いている方向は川。街のほうを向くと、画角的に「???」だったから、見栄えするのがこのアングルだったのです。

彼女は「泳いでいる鴨を探偵してるんですかねー?」と言いながら、かっこよくカメラを構えてくれました。

候補②

AI頼みとはいえ、プロによる相変わらずの素晴らしい編集スキルに脱帽です。むちゃくちゃかっこいいやないかい!

しかし、完成時に奥さんから「河原の鳥を撮ってるカメラ女子にも見える」と、どこかで聞いたことあるような意見を言われて気持ちは失速。笑

おぉ…確かに、そやな(゚д゚lll) これは”探偵が休日に野鳥撮影しているだけの写真”にも見えてまうな。

別の目的で河原に来た。

実は河原を選択したのは、草むらの中に隠れてカメラを構えるシーンを撮るため。軍隊仕込みのスナイパーが、ギリースーツを着て草むらから狙う…あれに似た描写です。

ところが、長雨による地面のぬかるみ、雨によって生気を得た虫さん達の大宴会、そしてヘビさんとの出会い。

草むらに一歩踏み出した時点で中断です。

「これは探偵というより殺し屋だね」と笑ってました。

夏なんです!

これを撮影しているのが7月であることを忘れてもらっては困ります。

蒸し暑い梅雨時に、わざわざ撥水ジャケットを着てもらって撮影。

半袖の探偵、それも女の子の華奢な体つきだと、どうしても見栄えしないところがあり、最初からジャケット着用は案に出てきてました。

余裕と言い切る伊武。

蒸し暑い中で、ジャケットを着て汗だくになりながら撮影してもらって申し訳ないと感じます。

しかし「こんなの調査現場より楽」と笑顔で答える伊武ちゃん。

確かに現場と比べてしまえば、これらは大変なうちには入りません。40度超えの炎天下でエンジンOFFの車内に隠れ、氷を抱いて何時間も張り込む日に比べたら、準備運動レベル。

探偵と言ったら…。

調査員なら毎日訪れるホテル街。これほどリアルでしっくりくる場所も無いのでは?ということで、リストに入ってました。

とはいえリストに入れておいて、最後に来たのには理由があります。

ホテル街は必ず人通りがあり、無人になる瞬間なんてそうそうないから、もはや撮影が難航するのは目に見えていました。

きっと最高にイメージ通りの写真が撮れるだろうけど、1晩狙い続けて無人の瞬間があるか無いか…というぐらいの場所。

候補③

アングルなど様々な撮り方をひたすら研究しながら待ち続け、いざ無人になった瞬間の撮影は、ほんの数秒。

探偵ならではの「この一瞬のための忍耐」が活きた場面であり、その甲斐あってか、最高の写真が撮れました。

この場所だけで7時間はいたんじゃないかな。本当によく頑張ってくれました。

リアルだけど実はリアルじゃない。

「最後は探偵らしい写真になった!」と満足気な伊武。さすが7年目の貫禄を持って、鍛え抜かれています。

本当の現場を再現した様子を求めて撮影したものの、実は一般的な人が感じるリアリティと”実際のリアル”は別物。

黒づくめの服装なんて街中では目立つから避けるべきコーディネートだし、カメラは動画で撮影して撮り逃しを極限まで減らします。

このあたりはリアルではないのですが、見る人のイメージに反するのも広報戦略としては避けるべきところなので、こういうスタイルとなりました。

HPの変更点は20以上。

画像や文章など、いまいち納得していなかった部分を全部直した結果、全部で20以上の変更箇所があります。

文章は「AI使ったんじゃない?」という疑惑があったほど、ガタガタでチグハグな文面もありましたから、ようやくすっきりしました。

伝わりにくかった文章をシンプルにまとめたり、2020年時点のデータを最新のものにしたりと、経費も時間もかかっています。

ただの写真ですが、その裏側では入念に準備したコンセプトや試行錯誤が詰め込まれています。

少しでもアイビー探偵らしさが伝われば、このメインビジュアルは成功でしょう。

新しくなったHPをぜひ見てみてくださいね。

 

 

 

次回更新日:9月11日

 

 

 

【アイビー探偵】   

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