ブログ
真実が、未来を変える。
確かな調査で、あなたの次の一歩を支えます。
探偵の選び方 〜質問すべき編〜
「基礎編」「そこはやめておけ編」に続き、今回は探偵にどんな質問をぶつければいいのか?を挙げていきます。
人との質疑応答は、相手の本質を見抜くことができる大切な判断材料です。
先日、イベントで会ったご夫婦と名刺交換する機会がありましたが、探偵と知って早々に「私達には全く関係ないですね」と切り上げる旦那さんを見て気付きました。
「何かあった時は宜しく」や「どんな内容の仕事なの?」などなら判ります。
しかし、奥さんの前で”全く関係ない”と言い切り、話を切り上げたがる姿勢は、ヤンキーに睨まれて虚勢を張るそれにそっくりと感じたのです。
言い切れない話を言い切る理由は「つっこんだ話はしてほしくない」からだろうと理解したので、以降は日常会話となりました。
このように一語一句に本心が現れるのが、質疑応答。

①派遣する人数を聞く。
2名を標準とするところもあれば、1名というところもあるので、派遣する調査員の人数をきちんと聞いておくことは重要です。
ベースとする人数は会社によるところなので、何人を派遣するのか?は、価格比較をする上では無視できません。
また、通常2名とか3名と記載しているのに、何も言われなかったから…と勝手に1名派遣にするトラブルも多々あります。
同じ費用でなんで人数削るんだよ!と思いますが、少しでも経費を浮かせたいが故の愚行でしょう。
これを防ぐためにもきちんと人数を聞き、それをメモする姿を相談員に見せておきましょう。報告書の写真が1アングルしか無い場合も少し疑わしいですね。

②総額などを明確に提示してもらう。
前回までの話でも触れているように、料金体系は会社によります。車両やGPS、報告書が別料金のところがほとんどですから、総額がいくらになるのか解りにくい部分。
また、時間内に調査を終えると思っていたとしても終われないことは珍しくありません。延長料金がいくらなのかも忘れずに聞いておくことは心構えとして重要です。
提示された総額をメモしておき、契約書に記載されている金額と一致しているかもチェックしましょう。
常識かもしれませんが、記載された価格の先頭に「¥マーク」を記入し、後端には「ー」を書き足すのも1つの手です。
知らぬ間に数字を書き足されないための防御策ですね。

③細かい料金などを明確にしてもらう。
これも前回までで少し触れましたが、キャンセル料金や調査が進まなくなった時の中途解約で、お金の扱いはどうなるのか?は重要。
何らかの理由により調査が中止となるケースはまれにあります。しかし、その際にお金は返金されるのか?どういった場合の中止だと返金されないのか?など、はっきり聞くべきでしょう。
基本的には、探偵都合による中止なら返金または次回分に保留となり、対象者や依頼者都合ならキャンセル扱いまたは全額払いとなります。
ただし、対象者を見失った場合などでは、それが不可抗力なのか、職務怠慢が原因なのかをその時にはっきりさせたほうが良いです。
※キャンセルについては前回の記事をご一読ください。

見失うのは仕方ない時もある。
対象者が出てくるところを見逃したり、尾行中に見失うケースはどうしても発生します。
しかし、これらが必ずしも”探偵のミス”とは言えません。
例えば、出入り口が3ヶ所以上ある建物で、調査員は2名しかいないとなれば、必然的に3分の1の確率で見逃します。
徒歩で尾行中であっても、突然タクシーに乗ったり、誰かの車に乗り込んで発進してしまえば、それを追跡するのは非常に困難。
うまくいくかどうかは、すぐに次のタクシーを捕まえられるか、車両が用意できた環境か、など”運”も関わってきます。
これらを冷静に判断し、それでも探偵側に落ち度があるかもしれないと疑問を感じたら、直球で質問してください。
時間が経ってしまうと記憶は薄れ、情報もあやふやになるため、見失ったと報告をうけたらその時に「どんな状況だったか」を質問することが大切です。

④報告書サンプルを見せてもらう。
前回までに”裁判で使えるのか否か”などを明確にすべきと話しましたが、さらに写真や時刻、行動詳細の文言も記載されるのか聞くと良いでしょう。
裁判で使うつもりのない簡易的な報告書であれば、何を記載してほしいのか詳しく伝えておけば、そのように作ってくれるはずです。
また、報告書のサンプル等があれば、それを見せてもらったほうがイメージが湧きやすいはず。
サンプルを用意していない探偵なんてあるのかな?と思うくらいですが「無い」と一笑に伏せられたら不誠実。
ただし「無いなりに何か具現化しようと努力してくれた」のなら、誠実と言えるでしょう。

⑤成功の定義をはっきりさせる。
これはトラブルを避けるために探偵側にとっても確認をお願いしておきたいところ。
浮気調査を例に挙げるなら、探偵側の成功基準と、依頼者側の基準が大きくかけ離れている場合があります。
探偵にとっては対象者を追跡しきって行動を把握するのが目標であり、浮気していたのかどうかは”結果”でしかありません。
しかし不倫を疑っている依頼者にとっては、対象者が浮気相手と接触したのかどうかばかりに気が向きます。
そのため、まれに「浮気の証拠が出なかったら調査失敗」と考える依頼者もいるのですが、それは”失敗”ではなく”調査結果”なのです。

証拠の有無と価格は関係ない。
この思考に偏ってしまった依頼者の場合、どういうわけか「浮気の証拠が出なかった場合は無料ですか?」と質問してくることも。
調査を行うために探偵を派遣して、経費をかけて追跡し、1日かけて裁判用報告書まで作ったというのに「浮気してなかったからタダでしょ?」という怪奇的な意見。
たしかに”証拠が出たら初めて調査料金が発生する”という成功報酬型プランを掲げる大手探偵社もあります。
しかし、それはあくまで限定的な手法であって、スタンダードではありません。そもそもそんな美味しい話があるはずがありませんから、当然それは経営戦略の1つで得なわけではありません。
あくまでも「調査を実行する」ことに料金が発生するのであり、結果が依頼者の望むものかどうかは別問題なのです。

次回はまとめ
初めてだからこそ”判らないことが解らない”かもしれませんし、流れに沿ったほうが理解しやすいかもしれません。
そこで、ここまでの3つの記事を踏まえて、1から順に”理想の流れ”を次回はお話したいと考えています。
一見すると誰でも真似できそうだけど、実は過酷で専門技術を必要とする探偵。依頼するとなれば安くはありません。
肝心な”探偵選び”を失敗しないために、ぜひ全ての記事をご一読頂ければと思います。
次回更新日:7月31日
【アイビー探偵】
Instagramはこちら
新着情報
過去の記事
- 2026年10月 (4)
- 2026年9月 (4)
- 2026年8月 (4)
- 2026年7月 (5)
- 2026年6月 (4)
- 2026年5月 (5)
- 2026年4月 (4)
- 2026年3月 (4)
- 2026年2月 (4)
- 2026年1月 (4)
- 2025年12月 (4)
- 2025年11月 (4)
- 2025年10月 (5)
- 2025年9月 (4)
- 2025年8月 (5)
- 2025年7月 (4)
- 2025年6月 (4)
- 2025年5月 (5)
- 2025年4月 (4)
- 2025年3月 (4)
- 2025年2月 (4)
- 2025年1月 (5)
- 2024年12月 (4)
- 2024年11月 (5)
- 2024年10月 (4)
- 2024年9月 (4)
- 2024年8月 (5)
- 2024年7月 (4)
- 2024年6月 (4)
- 2024年5月 (5)
- 2024年4月 (4)
- 2024年3月 (5)
- 2024年2月 (4)
- 2024年1月 (4)
- 2023年12月 (5)
- 2023年11月 (4)
- 2023年10月 (4)
- 2023年9月 (5)
- 2023年8月 (4)
- 2023年7月 (4)
- 2023年6月 (5)
- 2023年5月 (4)
- 2023年4月 (4)
- 2023年3月 (5)
- 2023年2月 (4)
- 2023年1月 (5)
- 2022年12月 (5)
- 2022年11月 (4)
- 2022年10月 (4)
- 2022年9月 (5)
- 2022年8月 (4)
- 2022年7月 (5)
- 2022年6月 (4)
- 2022年5月 (4)
- 2022年4月 (5)
- 2022年3月 (4)
- 2022年2月 (4)
- 2022年1月 (5)
- 2021年12月 (5)
- 2021年11月 (4)
- 2021年10月 (5)
- 2021年9月 (4)
- 2021年8月 (4)
- 2021年7月 (5)
- 2021年6月 (4)
- 2021年5月 (4)
- 2021年4月 (5)
- 2021年3月 (5)
- 2021年2月 (4)
- 2021年1月 (5)
- 2020年12月 (4)
- 2020年11月 (4)
- 2020年10月 (5)
- 2020年9月 (4)
- 2020年8月 (5)
- 2020年7月 (6)
- 2020年6月 (6)
- 2020年5月 (6)
- 2020年4月 (6)
- 2020年3月 (6)
- 2020年2月 (5)
- 2020年1月 (6)
- 2019年12月 (6)
- 2019年11月 (6)
- 2019年10月 (6)
- 2019年9月 (6)
- 2019年8月 (6)
- 2019年7月 (5)
- 2019年6月 (6)
- 2019年5月 (6)
- 2019年4月 (6)
- 2019年3月 (6)
- 2019年2月 (5)
- 2019年1月 (7)
- 2018年12月 (6)
- 2018年11月 (6)
- 2018年10月 (6)
- 2018年9月 (6)
- 2018年8月 (6)
- 2018年7月 (10)
- 2018年6月 (10)
- 2018年5月 (10)
- 2018年4月 (10)
- 2018年3月 (10)
- 2018年2月 (10)
- 2018年1月 (9)
- 2017年12月 (15)
- 2017年11月 (15)
- 2017年10月 (15)
- 2017年9月 (15)
- 2017年8月 (15)
- 2017年7月 (15)
- 2017年6月 (15)
- 2017年5月 (15)
- 2017年4月 (15)
- 2017年3月 (15)
- 2017年2月 (14)
- 2017年1月 (14)
- 2016年12月 (16)
- 2016年11月 (14)
- 2016年10月 (15)
- 2016年9月 (14)
- 2016年8月 (16)
- 2016年7月 (14)
- 2016年6月 (15)
- 2016年5月 (15)
- 2016年4月 (14)
- 2016年3月 (15)
- 2016年2月 (9)
- 2016年1月 (15)
- 2015年12月 (15)
- 2015年11月 (16)
- 2015年7月 (2)
- 2015年6月 (2)
- 2015年5月 (9)
